技術開発

Research and Development

世界初の技術開発に挑戦

マグネシウム合金を用いた電動カーエアコン用コンプレッサー部品の量産技術確立を目指した開発プロジェクトは、経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援事業、通称サポインに採択されました。
コンプレッサー部品のマグネシウム化は、強度や耐摩耗性、耐熱性など克服すべきハードルが高く、これまで世界でも成功例がありません。 自動車の場合、エアコンによる燃費ロスが大きく、電気自動車であれば内燃エンジンの排気熱が使えないため暖房にも燃費ロスが著しく生じることになります。 つまりエアコンの燃費ロス対策は、燃費改善に大きなインパクトを与えます。 機械の摺動部を軽くすると稼動にかかるエネルギーは小さくて済みます。素材1gの軽量化は車体を100g軽量化したのと同等の燃費改善効果が得られます。 マグネシウム化の効果は、現行のアルミ合金製よりも30%以上の軽量化が可能であり、最大10~15%相当の燃費改善が見込まれています。 旭東ダイカストは、耐圧性が求められるコンプレッサー部品を数多く手がけており、世界初のMg化実用に向けてたゆまない研究開発を行っています。


マグネシウムダイカストの技術開発

中小・ベンチャー企業の技術力の向上と、その技術の適切な社会的活用を図る観点から、米国において1980年代以降、技術開発予算の中小企業への 提供拡大及び研究開発成果の事業化の支援のための枠組みとしてSBIR制度が作られてきました。
国内においても、平成11年に施行された新事業創出促進法の中で、各省庁による中小企業の参加可能な技術開発事業の登録、中小企業向け支出目標額の設定、 及び低利融資等の技術開発成果の事業化支援措置を毎年度「交付の方針」として閣議決定する日本版SBIR制度が創設されています。
旭東ダイカストにおいても、Mg専用溶解保持炉・Mg専用j同級等装置・材料再生方法に係る問題を解決し、量産できるようにすることを目的として、 1998年度第2回東京都中小企業活性化事業「マグネシウムダイカストの技術開発」に城南マグネグループ・花野商事㈱・㈱コーパス・(有)新永製作所とともに、 マグネシウム材の難燃化・コールドチャンバーマグネシウムダイカストの安全化に向けた取り組みを行っています。

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